理想的な栽培条件

パソ・ロブレスの西側、標高1,400フィート（約420メートル）の丘陵地帯に広がる12エーカー（約4万平方メートル）のブドウ園は、痩せた石灰質の土壌で健やかに育ち、収量が少なく高品質な果実の生産に最適です。私たちは乾燥農法を採用し、持続可能な農法を実践しています。


私たちは最近、ボルドー品種に加えて、その土地の多様な微気候を利用して、家族の家の近くの丘の上にピノ・ノワールを植えました。


年間生産量は2,600～3,000ケースに限定されており、少量発酵、手作業によるパンチダウン、樽熟成といった伝統的な製法で造られています。


1996 年に初めて金メダルを獲得して以来、当社のワインはその優雅さと深みで高い評価を得続けています。

夢の実現



ボブ・ダニングのワインへの情熱は、カリフォルニアのワイン産地を旅していた時に始まりました。1980年代にパソロブレスの土地を取得した後、一家は1991年に最初のヴィンテージワインを発売しました。


ボブは1986年にジェームズ・ベリーからシャルドネを調達することから始め、最終的にはベリーの挿し木を使って自分のブドウ園を植えました。

目標は明確でした。自社農園で栽培し、自社で瓶詰めしたワインを造ることです。


時が経つにつれ、ブドウ園はカベルネ・ソーヴィニヨンやメルローを栽培するようになり、厳選された果物から作られたジンファンデルやローヌ風のブレンドも加わりました。

ワイン造りの芸術

伝統に根ざした少量生産のワイン造り

ダニング・エステートでは、ワイン造りは意図的で手作業による職人技です。ロットごとに小さな開放型容器で個別に発酵させることで、あらゆる段階で細部にまで気を配ることができます。赤ワインは、手作業で優しくパンチダウンすることで、骨格を強化し、繊細なアロマを保ち、果実のエッセンスを余すことなく捉えています。

白ワインはフレンチオーク樽で発酵させ、重層的なテクスチャーと繊細な複雑さを生み出します。私たちはミニマリスト的なアプローチを採用し、可能な限り天然酵母を使用し、各発酵を低温で慎重に制御することで、ワインの個性とバランスを保ちます。

熟成は厳選されたフレンチオーク樽で行われ、新樽とニュートラルオークを巧みに組み合わせることで、ワイン本来の深みを引き立てます。発酵からブレンドまで、すべての工程を経験と感覚に基づいて行い、凝縮感がありエレガント、そして紛れもなくダニングならではのワインを生み出しています。

真の家族経営のワイナリー

ダニング・エステートでは、家族は単なる舞台裏の活動ではなく、私たちのあらゆる活動の中心にあります。ボブとジョーアン・ダニングは、テイスティングルームでワインを注ぎ、お客様をお迎えすることがよくあります。


息子のギャレットはワインクラブを運営し、家業に深く関わっています。また、イベントやテイスティングルームで手伝いをする親戚の姿も見かけます。


家族のゴールデンレトリバー、ペニーが挨拶に立ち寄っても驚かないでください。